2025年11月14日(金)、北陸未来共創フォーラム観光分科会は、金沢市内にて「観光DX推進ワーキンググループ(WG)」第3回会合を開催しました。

本WGは金沢大学先端観光科学研究所が事務局を務め、富山・石川・福井の北陸三県における観光分野のデジタル変革(DX)を推進するため、大学、自治体、観光団体、民間企業など多様な関係者が参画し、広域的な視点で課題解決を目指す取り組みです。
今回の会合では、北陸三県で実施した約7万件の観光アンケートを統一フォーマットに変換し、地域横断的な比較分析を可能としたことが報告されました。データ変換・整形を自動化するプログラムはオープンソースとしてGitHub上に一般公開されており、企業や学生、IT技術者による幅広い活用が期待されます。
さらに、能登半島絶景海道を舞台にしたインバウンド向けサイクルツーリズムの試走が今後行われる予定であること、観光庁への提言を提出予定であることが報告されました。
北陸未来共創フォーラム観光分科会では、引き続き観光DXを通じた広域連携を進め、地域の魅力を国内外へ発信していく方針です。
<公開データ>
GitHub組織:hokuriku-inbound-kanko
URL:https://github.com/orgs/hokuriku-inbound-kanko/repositories



