当センターが後援する下記のオンラインセミナーが、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK)の主催で開催されます。
詳しくは下記主催団体のサイトをご覧になり、ご希望の方はサイト内の申込URLより参加申請を行って下さい。
セミナー「観光とSDGs – 観光とまちの「調和」と連携を考える 」
日 時:2022年5月12日(木)14:00-16:00
場 所:オンライン(Zoom)
詳細・申込:https://ouik.unu.edu/events/5649
以下転載
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国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が2015年に採択されてから約7年が経過し、目標の2030年までの折り返し地点に到達しています。また、2020年1月以来「行動の10年」がスタートし、SDGsの取り組みを加速していくことが求められています。
SDGsの達成のために、あらゆるステークホルダーの参画と連携が求められるなか、観光に関わるステークホルダーもSDGs達成に向けてどのように貢献していけるか考え、行動していくことが重要と言われています。
また、観光は地域の自然資源や文化資源、そして施設やインフラ、加えて地域住民など、「まち」そのものの魅力やあり方に依存する産業です。地域の自然や文化などの多様な資源が損なわれることを防ぎ、賢く利用しながら、経済的な持続可能性を目指しつつ、「まち」に住む人々や観光に関わる人々の幸福(ウェルビーイング)も目指していく姿勢も重要となってきます。そのためにも、地域発で、ステークホルダー間で連携して地域と観光の「調和」した観光まちづくりに取り組んでいく必要があります。
そのような背景の中、金沢市は観光に関わる各ステークホルダーの連携を生み出し、SDGsを進めることで、市民と観光客の双方の「しあわせ」を目指す持続可能な観光まちづくりを進めています。今回のセミナーでは、金沢市の施策と観光に関わる団体や事業者の事業内容を聞き、観光がSDGsにどのように貢献できるのか、持続可能な観光まちづくりとSDGs達成に向けて関係者間でどのように連携していけるか、連携することについて事業者にとってのメリットや課題は何か、長引くCOVID-19による影響も考え、今後の観光のあり方や観光まちづくりについて考えていきます。