2024年3月25日、「北陸未来共創フォーラム 観光分科会2024年度セミナー」が開催されました。
本セミナーでは、観光に関連する社会課題や現状について情報を共有し、北陸3県の産学官の関係者による意見交換を通じて、地域における観光の役割と今後のあり方について見識を深めることを目的としました。
開会にあたり、本分科会の責任者である金沢大学融合研究域長・飯山宏一教授および北陸経済連合会・高畠哲史部長より挨拶がありました。
第1部では、川澄厚志准教授より「能登の創造的復興に向けた観光資源の現状と課題」、今 洋佑 特任准教授より「北陸3県インバウンド動態に関する実証調査報告」についての発表が行われました。 第2部のパネルディスカッションでは、佐無田光 教授をファシリテーターに迎え、富山市観光政策課・柏木克仁課長、金沢市観光政策課・小川晶子課長、福井市観光振興課・安井正樹課長が登壇。「北陸における都市観光の現状と課題」をテーマに、北陸新幹線開業10周年・敦賀延伸1周年の節目における各市の観光政策や課題、観光客の傾向、そして広域観光連携の可能性について活発な議論が交わされました。